激安ハイスペックパソコンに例の激安SSD・Micron 2TBを増設してみた
こんにちは、ちゃんねこです。
前回の記事で激安2TB大容量SSDことMicronの1100 MTFDDAK2T0TBN-1AR1ZABYYについて書きましたが
今回そのSSDを激安パソコン(デスクトップ)に増設した際の注意点、やり方、レビューなどを記事にします。
謎の激安パソコンって?
結論から言うとDELLのXPSデスクトップシリーズDX89VR7HLというモデルです。
ツクモ池袋店がたまにやる台数限定特価品で自分が知ってる中では1~3月いっぱいにかけて2回販売されました。
値段は69800円(税抜き)です。
これだけだと安いのかわかりませんね。何がすごいってこの値段でかなりハイスペックなんです。
- Core i7-7700
- SSD240GB+HDD2TB
- メモリ16G
- GTX1060搭載
- Blue-rayドライブ
これに更にFHD27インチ液晶モニター、キーボード、マウスがつくから驚きです。
しかし残念ながらこのPC現地販売のみで通販ではやってないんで、遠方の方は厳しいかもしれません。通販だったら紹介できたのですが。
後、1日10台限定の抽選販売なので運が良くないと買えません。
自分が2回行ったときは2回とも50~60人からの抽選でした。
ただ、キャンセルが出た場合?その日に一般販売するようなので、抽選に漏れても受け渡し時間を過ぎた後、店を覗いてみるのもいいかもしれません。
いざ増設
やり方は普通ですが増設の前に用意しておかなければいけないものがあります。
増設の前に買っておかなければいけないもの
これを用意してないと、分解途中で試合終了になるので予め用意しておきましょう。
かなり安いので安心してください。
それはSATAケーブルとマウンタ用ネジです。
特にDX89VR7HL(というかXPSデスクトップ)を持っている人はL型SATAケーブルが必須になります。
このパソコンは片方がL型じゃないとサイドパネルに干渉して閉まらなくなるので注意です。
あと端子の向きも注意が必要です。これは取り付けの説明時点で記述します。
違うPCの人はその限りではありません。
規格はSATA3が良いです。長さは30cmもあれば充分です。
謎の激安ケーブル2本で159円送料無料(笑)一本より安い(笑)
これであれば片方L型、端子の向きもOK、SATA3です。
2つ増設する人にはちょうどいいですね。
続いてはネジです。
SSDはミリネジ
HDDはインチネジ
それぞれ10~12個入っているので、注文は1で大丈夫です。
DX89VR7HLはこれだけでOKですが、PCによってはSSDに変換マウンタが必要になるかもしれません。
マウンタの種類や位置、スペースはPCをによって変わりますのでDX89VR7HL以外の方は中を把握しておいたほうがいいと思います。
PCを開ける
さてそのPCにMicronのSSDを増設します。ついでにHDDも増設します。
このDX89VR7HLはメーカーオリジナルなので少々独特なケースをしています。
画像は裏側です。
赤い丸で囲まれたツマミを上に上げるとロックが外れます。
そして、右上のレバーを手前に引っ張りサイドのパネルを外します。
ドライバーは要りません。便利ですね。
そうすると中身が見えます。画像にも見えているとおり手前のファンが付いている扉状の何か(?)を引っ張ります。
中はこうなっています↓
SSDはM2です。
S-ATA入力は全部で4つです(うち2つを光学ドライブ、HDDで使用)
手前のグラフィックボードを固定しているレバーを外し、3.5インチマウンタを外します(手前の銀色の箱、ネジを2つ外すだけ)。
外したらそのマウンタにSSD,HDDを取り付けます。
マウンタにSSD、HDDを取りつける
まずはSSDから。
SSDは2.5インチ、マウンタは3.5インチなのでサイズが合いませんが大丈夫です。
ネジ穴があるのでそこを利用しましょう。
ただ、2.5インチ(SDD)3.5インチ(HDD)ともにネジは必要になります。
これらがSSDのネジです。最低でも4個必要です。
それぞれ12個、10個入っているので、注文は1で大丈夫です。
SSDとマウンタの穴を合わせて取り付けます。
こんな感じです。
SATAケーブル、電源ケーブルを挿す
ここでSATAケーブルをまずPC側に指します。
空いているSATAどちらでもOKです。ちゃんねこは元々持っていたI型のケーブルを使いましたが
蓋が閉まらなくなったので、後日L型を買いました。
マウンタ付きSSDをPCに戻し(ケーブルが奥に引っかかたりすると入らないので注意)ネジで固定しSATAケーブルを指します。
そして余っている電源ケーブルを
挿します。
これで装着は完了です。
後日L型SATAケーブルに変えた写真がこちらです。
もう一つ注意なのがケーブルの端子の向きです。
右側にくぼみがあるのがわかりますでしょうか?
これを間違えて
左側にくぼみがあるケーブルを買うと
ぎゅうぎゅうになってしまうので注意です(泣)これでも一応使えるんですけどね。
HDDの場合はネジがインチネジで
ネジ穴の場所が違うだけです。
PCのサイドパネルを閉めておわり
あとは電源ケーブルが中に来るようにレバーを装着して
ファンが付いている扉状の何かを閉めてサイドパネルをはめます。
この時、サイドパネルの爪をケースのくぼみに入れてからじゃないと閉まりませんので注意しましょう。
後は、サイドパネルを開けた時の逆の順序で、PCの裏側の右上のレバーを引きながらパネルの上の爪を合わせると閉まります。
そして各ツマミを下げてロックして完了です。
取り付けただけでは使えない?
そうなんです。こんだけやって取り付けただけでは使えない、というか認識しないんです。
でも大丈夫。少し設定するだけなので簡単です。
↓のサイトに方法が書いてありますので参考にしてください。
http://faq.epsondirect.co.jp/faq/edc/app/servlet/relatedqa?QID=011013
まとめ
- 開ける前に、ケーブル、ネジを買っておきましょう
- ドライバーいらずでレバーだけでPCをを開ける
- SSD、HDDともにネジがあれば取り付けられる
- SATAケーブルは片方L型じゃないと閉まらないよ、端子の向きには気をつけて
- 取り付けただけでは完了じゃないよ
それでは。